本を読んでもらうにはどうしたらよいのか?

本屋

学研教育総合研究所が小学生とその保護者1200組(各学年200組、男女各100組)の調査によって、小学生の独唱量が大幅に減っていることが分かった。

また公益財団法人全国学校図書館協議会の第63回学校読書調査(2017年)によると、一か月に本を読まなかった割合が、小学生で5.6%、中学生で15.0%、高校生で50.4%と歳を重ねるごとに、本を読まなくなり

また文化庁の「国語に関する世論調査」は、全国の16歳以上の男女3000人を対象に実施した結果は、一冊も読まないが47・5%と、全年代で読書時間が減っていた。

本を読まなくなった理由!

1.ネットのほうが便利であるから

読書は情報を得るために、娯楽のためにという読むという人は多いですが、ネットが本の代替品として優れているために、読まれなくなりました。
ここで言う、優れているというのは、求めているものが入手しやすいというものです。

「知りたい」情報を得るには、本よりもネットのほうが早く、娯楽に関しても動きのある映像のほうが見やすいために、時間をかけずに済みます。
本を読むときの「つらい」「ながい」「つまらない」「頭を使う」を全部解消してくれるのがネットまたは動画なのです。

2.本を読む機会が減った為

一日のうちで本を読む時間というのはありません。小学生は朝の読書の時間と決められた時間があるために、一か月のうちに本を読む学生が多いですが、年齢が上がっていくにつれて、本を読むためだけの時間がなくなるために、本を読まない割合が増えているのです。

3.読むための理由が分からない為

Youtubeを見るときは、「〇〇さんだから見る」というのがあり、作者の顔と雰囲気が分かります。

しかし本の作者はイメージするのが難しい。文字媒体で表現しているために、作者本人がどのような人であるかが分からず「この人が書いているなら見てみよう」とはなりにくく、それより「この人誰?」となってしまう。
こういったハマるきっかけが少ないのも、読書離れを加速させているのかもしれない。

読書をするとどんなメリットがあるのか?

創造性、教養、語彙ごい力があがる

本にあるのは自分が求めているもの知っているものだけではなく、まだ見ぬ知識が多くあります。
作者の独特な言い回し、時代背景、そういったものが詰まった本には、ネットでは得られない情報が多く載っています。
文章を書くプロが書いているので、素人が書いた記事よりも情報、教養、語彙力が詰まっています。

また創造力が磨かれることも、読書がもたらす効果のひとつです。脳生理学者の酒井邦嘉氏によると、読書をするとき、脳はほかの活動とは違う特別な使い方をされるため、創造力が鍛えられるのだそう。

たとえば、川端康成の『雪国』で「トンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」という文章を読んだら、「いったいどんな雪国だろう?」「夜の底が白いというのはどんな風景だろう?」と能動的にイメージを膨らませます。このように、文字情報をもとに想像を膨らませたり考えを構築したりすることは、創造力の鍛錬になるのです。

ストレス解消

読書の効果としては、ストレス解消が挙げられます。本を読んで心が安らいだ経験は誰しもあると思いますが、実は、読書のリラックス効果は科学的に認められています。

英サセックス大学は2009年、読書によるストレス解消効果を発表しました。心拍数や筋肉の緊張状態からストレスを計測した結果、ストレスが68%も減少することがわかりました。これは、音楽鑑賞やコーヒーなど、ほかのあらゆるストレス解消法を上回る数値なのだそうです。

読書のストレス軽減効果は、「ビブリオセラピー(読書療法)」として実用化されています。ビブリオセラピーとは、牧師で人気エッセイストでもあったサミュエル・マッコード・クローザーズ氏が提唱したものであり、読書によって病気の治癒を図る心理療法。自分の状態に適した本を読むことで、行動をよい方向に変えたり、苦痛を減らしたりするなどの効果が期待できます。

ビブリオセラピーは、すでに英国では、薬の代わりに本が処方されるシステムが2013年に認可されました。

将来稼ぐお金が増える

本を読んだから稼ぐというよりも本がもたらす、知識であったりしたものが、関係してきます。

本にかける金額(月額) (日経新聞2009年)

  年収800万円以上   年収400~800万円以上  年収400万円以下 
2,577円2,577円1,914円

富裕層と年収300万円以下の層との比較(Business Management Degree)

  富裕層  年収300万円以下
    一日30分以上ビジネス本を読む    88%2%
読書家である86%26%
移動時間のオーディブックを聞いている63%5%

このように、上記のデータを引いて年収と読書量の間に相関関係があると言われています。
多くの富裕層が、読書の価値というものを体感しているからこそ、時間とお金を割いても読書をしていることが分かります。

人は学ぶとき、経験してそこから学び取っていきますが、一生のうちに経験できることは限られています。でも、本を読むことで自分ではできないことを追体験することができるのです。

様々な経験をして知識を蓄えていれば、それを組み合わせて新たなアイデアを生み出し、いろんな状況に対処できるようになります。そして、それがお金を生み出すことにつながります。

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